少しずつ稼げて金銭的な余裕が出てくると、「代行」という文字が頭によぎります。果たしてせどりの代行利用とは、いかなるものでしょうか。どのぐらい稼ぐようになると外注するべきなのでしょうか。また、外注先にはどういったものがあるのでしょうか。
せどり代行サービス
AmazonのFBAサービス。結論から言うと、これに勝るせどりの代行サービスはないと思います。
月に50点以上の売り上げが見込めるようであれば、すぐに大口出品に切り替え、FBAサービスに申し込むべきです。
商品の発送を代行してくれることで、仕入れに専念できます。
FBAのデメリットとしては、納品するにあたっての出品登録や、商品のラベル貼りなど、多少煩わしい作業も付いてきますが、これも徐々に簡略化されてきています。商品のラベル貼りもAmazon側でやってもらえるサービス(有料)も出来てきました。FBA手数料も若干、一般のマーケットプレイスより割高にはなりますが、人件費に比べれば微々たるものです。
せどりのさまざまな代行サービス
グーグルで「せどり 発送代行」「せどり 出品代行」などのキーワードを検索すると、いろいろなせどりの代行サービスがあることが分かります。
代行サービスの多くは、商品を仕入れてくるだけで、あとは面倒なせどりの作業を有料で代わりに手伝ってくれます。
せどりで仕入れた商品をそのまま代行業者に送り、後は自動で値札はがし、クリーニング、出品、販売までやってくれるところもあります。これはネットの古書店に本を買い取ってもらう手軽さですね。
ちなみにこういった業者の手数料は、本やCDなど1品目につき100円前後。さらにそこに有料のオプションや月額料金などが発生する場合もあります。販売手数料が発生する代行業者もあります。この料金が高く感じるか安く感じるかは、その人のせどりの関わり方によって違ってくるかと思います。本業の傍らの副業としてなのか、本業として食べていきたいのか。せどりで起業したいのか……。
せどりの外注のメリット
確かに中古品のせどりは売れるまでの間、それなりの手間暇が掛かりますので、それを一括代行するというのも手です。
新品せどりのような、比較的簡単な作業で済むものは自己発送し、中古品のせどりで高額な利益を見込めそうなものだけ代行業者に送る、という使い方をしている人もいます。
他にも代行業者は独自のせどりのノウハウの提供や、会員専用コミュニティがあるなど、サポートが充実しているところが多く、ひとりで始めるのに不安な人や、お金に余裕があって時間がない初心者の方は、検討してみるのも一考かも知れません。
また、初心者だけでなくベテランの方も、「副業」という範疇を超えるぐらいの儲けが出てくるようになると、やはり日々の作業は一人では捌ききれない量になってくるかと思います。こういう方も代行サービスを上手く利用していけば売上げを更に伸ばすことができます。
経験を積むと、「勘」が養われていきますので、そうなると仕入れの方に意識が集中し、どうしても出品や発送の物理的時間が不足してきます。
こうなると、「稼げるはずなのに時間がない!」というジレンマを抱えてしまいます。そういった場合にも代行業者は役立つかと思います。
まとめ
他人に仕事を任せることで、貴重な時間を手に入れられます。その分、空いた時間を仕入れに使うのもよし、自分の自由な時間として確保するのもよし。
また、せどりの専門の代行サービスだけでなく、内職を雇うという方法もあります。内職というかたちを取れば、低コストで外注できますし、雇用を作ることで社会貢献もできます。一石二鳥です。